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title: 若冲《菜蟲譜》と新発見《果蔬図巻》が関東で初めて並ぶ｜吉澤記念美術館「若冲がやってきた！」の見どころ【2026年10/31〜12/13】
description: 伊藤若冲の野菜の絵巻、重要文化財《菜蟲譜》と2023年に見つかった《果蔬図巻》が、佐野市立吉澤記念美術館で関東初の競演。野菜や果物の部分が並ぶのは11/10〜11/29。作品の見どころ、期ごとの展示、観覧料・アクセスをまとめました。
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# 若冲《菜蟲譜》と新発見《果蔬図巻》が関東で初めて並ぶ｜吉澤記念美術館「若冲がやってきた！」の見どころ【2026年10/31〜12/13】

伊藤若冲の野菜の絵巻、重要文化財《菜蟲譜》と2023年に見つかった《果蔬図巻》が、佐野市立吉澤記念美術館で関東初の競演。野菜や果物の部分が並ぶのは11/10〜11/29。作品の見どころ、期ごとの展示、観覧料・アクセスをまとめました。

2026.10.23

![伊藤若冲《菜蟲譜》（部分）　重要文化財　佐野市立吉澤記念美術館所蔵](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-saichufu-udo-yoshizawa.jpg)

伊藤若冲《菜蟲譜》（部分）　重要文化財　佐野市立吉澤記念美術館所蔵

2026年10月31日から12月13日まで、栃木県佐野市の佐野市立吉澤記念美術館で、特別企画展「若冲がやってきた！―《菜蟲譜》×《果蔬図巻》と京都・福田美術館の若冲―」が開かれます。伊藤若冲が野菜や果物を描いた2つの絵巻、重要文化財《菜蟲譜》（さいちゅうふ）と、2023年に見つかった《果蔬図巻》（かそずかん）が、関東で初めて並びます。

2つの絵巻の野菜や果物の部分を並べて見られるのは、第2期（11月10日〜29日）です。《菜蟲譜》の本物は、第2期に前半（野菜と果物）、第3期（12月1日〜13日）に後半（虫など）が展示され、第1期（10月31日〜11月8日）は複製の展示です。

この記事で分かること。

- 期ごとに何が見られるか、観覧料とアクセス
- 《菜蟲譜》と《果蔬図巻》は、どんな絵巻なのか
- 2つの絵巻の見比べ方
- 福田美術館から来る、ほかの若冲の作品
- 若冲と野菜、そして水墨の《果蔬涅槃図》とのつながり

## 展覧会の概要｜野菜や果物の部分が並ぶのは第2期（11/10〜11/29）

### 会期と期ごとの展示

会期は2026年10月31日（土）から12月13日（日）までです。《菜蟲譜》は、3つの期に分けて展示されます（[佐野市立吉澤記念美術館の公式ページ](https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/2/1_7/27423.html)）。

| 期 | 期間 | 《菜蟲譜》の展示 |
| --- | --- | --- |
| 第1期 | 10月31日〜11月8日 | 複製を展示 |
| 第2期 | 11月10日〜11月29日 | 前半（野菜と果物）を、《果蔬図巻》と並べて展示 |
| 第3期 | 12月1日〜12月13日 | 後半（虫など）を、《果蔬図巻》と並べて展示 |

福田美術館から来る作品は、会期を通じて展示されます。展示内容は予告なく変わる場合があるので、出かける前に公式ページで確かめてください。

### 会場・開館時間・観覧料・アクセス

| 項目 | 内容 |
| --- | --- |
| 会場 | 佐野市立吉澤記念美術館（栃木県佐野市葛生東1-14-30） |
| 開館時間 | 9:30〜17:00（入館は16:30まで） |
| 休館日 | 毎週月曜日（11月23日は開館）、11月4日、11月24日 |
| 観覧料 | 一般520円（20名以上の団体は470円）。現金のみ。大学生以下と、障害者手帳などをお持ちの方と介添者1名は無料（要証明） |
| アクセス | 東武佐野線「葛生」駅から徒歩8分。北関東自動車道「佐野田沼IC」から車で15分 |
| 主催 | 佐野市立吉澤記念美術館（特別協力：福田美術館） |

駐車場に限りがあるため、公共交通機関での来館が勧められています。吉澤記念美術館で若冲の作品だけの展覧会を開くのは、今回が初めてです。

## 《菜蟲譜》とは｜野菜と果物、そして虫が並ぶ約11mの絵巻

### 若冲晩年の代表作、重要文化財

《菜蟲譜》は、吉澤記念美術館が所蔵する重要文化財です。江戸時代中期に京都で活躍した伊藤若冲（1716〜1800）の晩年の代表作で、款記（署名）には「七十七歳」とあります。

絹に彩色で描いた、長さ約11mの絵巻です。福田美術館の資料では、寸法は縦31.8cm、長さ1095cm。発見は1999年、発見場所は栃木県の旧家・吉澤家で、跋文（巻末の文章）は細合半斎、題字は福岡撫山によるものです（[福田美術館 2024年3月のプレスリリース](https://fukuda-art-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2024/03/240305_%E4%BC%8A%E8%97%A4%E8%8B%A5%E5%86%B2%E3%80%8C%E6%9E%9C%E8%94%AC%E5%9B%B3%E5%B7%BB%E3%80%8D%E6%96%B0%E7%99%BA%E8%A6%8B%E8%A8%98%E8%80%85%E7%99%BA%E8%A1%A8%E4%BC%9A%E4%BA%8B%E5%BE%8C%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_F.pdf)）。同じ資料で、吉澤記念美術館の末武さとみ学芸員は、《菜蟲譜》も大坂の文人の依頼で描かれたことに触れています。

### 前半は野菜と果物、後半は虫や爬虫類

巻物の前半には野菜や果物が、後半には蝶や甲虫などの昆虫、爬虫類など数々の生き物が描かれています（[福田美術館 2025年12月のプレスリリース](https://fukuda-art-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/251217_%E4%BC%8A%E8%97%A4%E8%8B%A5%E5%86%B2%E3%80%8C%E6%9E%9C%E8%94%AC%E5%9B%B3%E5%B7%BB%E3%80%8D%E3%80%8C%E8%8F%9C%E8%9F%B2%E8%AD%9C%E3%80%8DW%E5%B1%95%E7%A4%BA%E9%80%9F%E5%A0%B1%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_F.pdf)）。

今回の展覧会では、この前半と後半を、期を分けて公開します。野菜と果物の前半は第2期、虫などの後半は第3期です。

前半と後半の一部を、下に並べました。上が野菜と果物、下が虫などの場面です。画像を押すと大きく表示されます。

[![伊藤若冲《菜蟲譜》の前半の一部。ウドやブドウ、栗、キノコなど、たくさんの野菜や果物が横一列に並んでいる](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-saichufu-kaso-part-yoshizawa.jpg)](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-saichufu-kaso-part-yoshizawa.jpg)

伊藤若冲《菜蟲譜》（部分）　重要文化財　佐野市立吉澤記念美術館所蔵

[![伊藤若冲《菜蟲譜》の後半の一部。水辺のカエルやオタマジャクシ、穴のあいた葉に集まるバッタや蝶、ムカデ、トカゲ、カブトムシなどが描かれている](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-saichufu-mushi-part-yoshizawa.jpg)](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-saichufu-mushi-part-yoshizawa.jpg)

伊藤若冲《菜蟲譜》（部分）　重要文化財　佐野市立吉澤記念美術館所蔵

## 新発見の《果蔬図巻》｜ヨーロッパから戻った約3mの絵巻と大典の跋文

### 2023年に福田美術館へ

《果蔬図巻》は、京都・嵐山の福田美術館が所蔵する若冲の絵巻です。長くヨーロッパに住む個人が所蔵していたもので、2023年に日本へ戻って福田美術館のコレクションに加わり、2024年3月5日に新発見として発表されました。

絹に彩色で、縦30.5cm、横277.5cm。巻末の跋文の部分（54.5cm）を加えると332.2cmになります。長さ約3mの画面に、50数種の果物や野菜が描かれています（[福田美術館 2024年8月のプレスリリース](https://fukuda-art-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/2408_%E7%A6%8F%E7%94%B0%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8-%E8%8B%A5%E5%86%B2%E6%BF%80%E3%83%AC%E3%82%A2%E5%B1%95%E3%80%80%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_F.pdf)）。柿や苦瓜、林檎などには中間色が使われ、美しいグラデーションに仕上げられています。

下の図は《果蔬図巻》の一部です。画像を押すと大きく表示されます。

[![伊藤若冲《果蔬図巻》の一部。レンコンやタケノコ、ブドウ、ナス、トウガラシ、キノコ、ウドなど、たくさんの野菜や果物が横一列に並んでいる](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-kasozukan-part-fukuda.jpg)](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-kasozukan-part-fukuda.jpg)

伊藤若冲《果蔬図巻》（部分）　福田美術館所蔵

### 署名と印、大典の跋文

署名は「米斗翁行年七十六歳画」で、「藤汝鈞印」と「若冲居士」の2つの印が押されています。

巻末には、若冲と深い親交のあった相国寺の僧・梅荘顕常（大典、1719〜1801）が、直筆で跋文を書いています。跋文からは、本作が大坂（浪華）の森玄郷という人物の依頼で描かれたこと、大典が若冲と共に森氏を訪ねたのが30年前であること、森氏の没後に息子の嘉続から跋文を頼まれたことなどが分かります。晩年の若冲と大典、そして大坂との関わりを伝える資料でもあります。

### 制作年は「1790年以前」に

新発見の発表時、福田美術館は款記に従って、制作年を1791年としていました。その後、巻末の跋文に1790年12月と記されていることや、若冲が自分の年齢を実際より多く書く例がほかの作品にも見られることから、「1790年以前」に改めています（福田美術館 2024年8月のプレスリリース）。

## 2つの絵巻を見比べる｜第2期の見どころ

### 《果蔬図巻》が先、翌年に《菜蟲譜》

福田美術館によると、若冲は《果蔬図巻》を描いた翌年に《菜蟲譜》を描きました。款記の年齢も、《果蔬図巻》が七十六歳、《菜蟲譜》が七十七歳です。2つは、1年違いで描かれた野菜と果物の絵巻です。

### 学芸員が挙げる共通点と違い

《果蔬図巻》の発表時、吉澤記念美術館の末武さとみ学芸員は、次の点を挙げています（福田美術館 2024年3月のプレスリリース）。

- 描かれている野菜や果物の大部分は、《菜蟲譜》と共通している
- 果蔬の並べ方、野菜のポーズ、彩色の手法に、違いと共通点がある
- 《果蔬図巻》には虫がおらず、野菜だけで構成されている。この点は、《菜蟲譜》の構成と特色を考えるうえで参考になる

第2期には、《菜蟲譜》の前半（野菜と果物）と《果蔬図巻》が並びます。同じ野菜を両方の絵巻の中で探し、形や向き、色の置き方を比べてみてください。

たとえばウドは、どちらの絵巻にも描かれています。上が《果蔬図巻》、下が《菜蟲譜》のウドです。根元を左下に置き、茎を右上へのばして先を折り曲げる形はよく似ていますが、まわりに描かれた野菜や果物は違います。

![伊藤若冲《果蔬図巻》に描かれたウド。根元から右上へのびる薄紅色の茎の先が折れ曲がり、まわりに梨やキノコなどが描かれている](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-kasozukan-udo-fukuda.jpg)

伊藤若冲《果蔬図巻》（部分）　福田美術館所蔵

![伊藤若冲《菜蟲譜》に描かれたウド。根元から右上へのびる紅色の茎の先が折れ曲がり、まわりに松かさや、赤い実のついた枝などが描かれている](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-saichufu-udo-yoshizawa.jpg)

伊藤若冲《菜蟲譜》（部分）　重要文化財　佐野市立吉澤記念美術館所蔵

### 京都で史上初、佐野で関東初

2つの絵巻は、2026年4月25日から7月5日まで、福田美術館の企画展「若冲にトリハダ！野菜もウリ！」で、史上初めて同時に公開されました（福田美術館 2025年12月のプレスリリース）。今回の吉澤記念美術館の展示は、関東で初めての「競演」になります。

## 福田美術館から来る若冲｜《蕪に双鶏図》《乗興舟》《老松白鶴図》

福田美術館からは、《果蔬図巻》を含めて18点が出品されます。公式ページは、若冲の代表的な鶏や鶴、あまり知られていない人物画なども紹介するとしています。ここでは、名前が挙がっている3点を紹介します。

### 若冲最初期の《蕪に双鶏図》

若冲が30代の初めに描いた、最初期の作品です。福田美術館の開館直前、2019年の春に見つかりました（福田美術館 2024年8月のプレスリリース）。題名のとおり、蕪と2羽の鶏が描かれています。

[![伊藤若冲《蕪に双鶏図》。蕪の葉が茂る畑で、首を下げた雄鶏が片足を上げ、下では雌鶏が葉の陰にうずくまっている](https://www.sumieart.art/hs-fs/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-kabu-ni-sokeizu-fukuda.jpg?width=420&name=jakuchu-kabu-ni-sokeizu-fukuda.jpg)](https://www.sumieart.art/hubfs/Jakuchu-ten/jakuchu-kabu-ni-sokeizu-fukuda.jpg)

伊藤若冲《蕪に双鶏図》　福田美術館所蔵

蕪を墨で描いてみたい方は、[かぶの描き方](https://www.sumieart.art/blog/sumi-e-kabu-turnip-how-to-mokkotsuho)も参考にしてください。

### 大典と淀川を下った《乗興舟》

《乗興舟》は、若冲が下絵を描き、大典が漢詩を添えた1767年の作品です。幅28cm、長さ9mを超える長い巻物で、若冲が50代の頃の「拓版画」です。京都の伏見から大坂まで、若冲と大典が淀川を舟で下った道中の風景が表され、ぼかしやグラデーションも見どころとされています（福田美術館 2024年8月のプレスリリース）。

黒い地に、川沿いの景色が白く浮かぶ画面です。今回は、長い巻物の一部が展示されます。

### 《老松白鶴図》

2025年に福田美術館のコレクションに加わった作品です（福田美術館 2025年12月のプレスリリース）。題名のとおり、老いた松と白い鶴を描いています。

## 若冲と野菜｜青物問屋に生まれた画家と、水墨の《果蔬涅槃図》

若冲は1716年、京都・錦市場の青物問屋「枡屋」の長男として生まれました。23歳で父を亡くして家業を継ぎ、40歳頃に隠居して家業を弟に譲ると、絵の道に専念しました（福田美術館 2024年8月のプレスリリース）。

野菜や果物は、若冲が繰り返し描いた題材です。福田美術館は、《菜蟲譜》と《果蔬図巻》について、モチーフや技法の共通点に加えて、青物問屋を営んでいた若冲ならではの「果物や野菜に対する優しいまなざし」を感じられると述べています。

若冲は野菜を、彩色の絵巻だけでなく、水墨でも描きました。二股大根を釈迦に見立て、野菜と果物で釈迦の入滅を描いた《果蔬涅槃図》（京都国立博物館蔵）です。墨だけで描かれた野菜の涅槃図については、[伊藤若冲《果蔬涅槃図》とは](https://www.sumieart.art/blog/ito-jakuchu-kaso-nehanzu)で詳しく紹介しています。

なお、今回の展覧会の主役の2つの絵巻は、絹に彩色で描かれた作品です。墨一色の《果蔬涅槃図》と見比べると、同じ野菜という題材を、若冲が色と墨でどう描き分けたかが見えてきます。

## 描く人の目で見るポイント

水墨画を描く人の目で見ると、この2つの絵巻には、描き方のヒントがいくつもあります。

### 野菜の並べ方と余白

どちらの絵巻も、横に長い画面に野菜や果物が次々と並びます。「果蔬の並べ方」の違いに注目して、どこで野菜を寄せ、どこで間をあけているかを見てみてください。描かれていない紙の部分も、画面の一部として働いています。

### 一つの野菜の中の色の移り変わり

《果蔬図巻》では、柿や苦瓜、林檎などに中間色が使われ、グラデーションに仕上げられています。一つの果物の中で色がどう移り変わっているかは、墨の濃淡で一つの形に丸みを出すときの参考になります。

### 同じ野菜の描き分け

2つの絵巻には、共通する野菜が多く描かれています。同じ野菜を、向きやポーズを変えてどう描いているか。1年違いの2つの絵巻の野菜や果物の部分を並べて見られる、第2期ならではの見方です。

野菜を墨で描いてみたくなった方は、[かぶの描き方](https://www.sumieart.art/blog/sumi-e-kabu-turnip-how-to-mokkotsuho)から始めてみてください。

## 行く前に｜期の選び方・関連イベント・アクセス

### どの期に行くか

- 2つの絵巻の野菜や果物の部分を並べて見たい：第2期（11月10日〜29日）
- 《菜蟲譜》の後半の虫たちを見たい：第3期（12月1日〜13日）
- 第1期（10月31日〜11月8日）は、《菜蟲譜》が複製の展示です。福田美術館の作品は、会期を通じて見られます

### 関連イベント

| 日時 | 内容 | 申込 |
| --- | --- | --- |
| 10月31日（土）・11月21日（土）14:00から約40分 | 作品鑑賞会（展示室エントランス集合） | 不要（当日の観覧券が必要） |
| 11月14日（土）13:00〜14:00 | スライドトーク「じっくり見る《菜蟲譜》×《果蔬図巻》」末武さとみ学芸員（美術館内地域交流センター、定員20名、無料） | 10月7日から申込みフォームまたは電話（0283-86-2008）先着順 |
| 11月28日（土）13:00〜14:30 | 特別講演会「《果蔬図巻》発見秘話と福田美術館の若冲」岡田秀之氏（福田美術館学芸課長）（葛生地区公民館、定員70名、無料） | 10月7日から申込みフォームまたは電話（0283-86-2008）先着順 |
| 12月5日（土）13:00〜14:00 | スライドトーク「小泉斐（あやる）、大坂へ」久野華歩学芸員（美術館内地域交流センター、定員20名、無料） | 10月7日から申込みフォームまたは電話（0283-86-2008）先着順 |

申込の方法や空き状況は、公式ページで確かめてください。

### アクセスと注意

- 東武佐野線「葛生」駅から徒歩8分です。車なら北関東自動車道「佐野田沼IC」から15分ですが、駐車場に限りがあります
- 休館日は月曜日（11月23日は開館）と、11月4日・11月24日です
- 観覧料は現金のみです

## よくある質問（FAQ）

### Q. 《菜蟲譜》の本物はいつ見られますか？

第2期（11月10日〜29日）に前半（野菜と果物）、第3期（12月1日〜13日）に後半（虫など）が展示されます。第1期（10月31日〜11月8日）は複製の展示です。展示内容は予告なく変わる場合があるので、公式ページで確かめてください。

### Q. 《菜蟲譜》と《果蔬図巻》はどちらが先に描かれましたか？

《果蔬図巻》が先で、若冲はその翌年に《菜蟲譜》を描きました。款記の年齢は、《果蔬図巻》が七十六歳、《菜蟲譜》が七十七歳です。《果蔬図巻》の制作年は、跋文の年紀などから「1790年以前」とされています。

### Q. 《果蔬図巻》はいつ見つかったのですか？

長くヨーロッパに住む個人が所蔵していた作品で、2023年に日本へ戻って福田美術館のコレクションに加わり、2024年3月に新発見として発表されました。

### Q. 2つの絵巻はどこが違いますか？

《菜蟲譜》は長さ約11mで、前半に果物や野菜、後半に昆虫や爬虫類などの生き物が並びます。《果蔬図巻》は約3mで、果物と野菜だけで構成されています。描かれた果物や野菜は《菜蟲譜》の方が多いです。

### Q. 観覧料と休館日を教えてください。

一般520円（現金のみ）で、大学生以下は無料です（要証明）。休館日は月曜日（11月23日は開館）と、11月4日・11月24日です。開館時間は9:30〜17:00（入館は16:30まで）です。

### Q. 若冲はなぜ野菜をよく描いたのですか？

理由は一つに決められませんが、京都・錦市場の青物問屋に生まれたことと結びつけて語られることが多く、福田美術館も、青物問屋を営んでいた若冲ならではの野菜へのまなざしを指摘しています。水墨で描いた《果蔬涅槃図》も、野菜と果物で描かれています。

## まとめ

- 2026年10月31日〜12月13日、佐野市立吉澤記念美術館で、若冲の野菜の絵巻《菜蟲譜》と《果蔬図巻》が関東で初めて並ぶ
- 2点の野菜や果物の部分を並べて見られるのは第2期（11月10日〜29日）。《菜蟲譜》の後半（虫など）は第3期
- 《果蔬図巻》は《菜蟲譜》の前年の作で、描かれた野菜の大部分が共通し、虫はいない
- 《果蔬図巻》の巻末の大典の跋文から、大坂の森玄郷の依頼で描かれたことなどが分かる
- 福田美術館からは《蕪に双鶏図》《乗興舟》《老松白鶴図》なども来る

若冲が墨だけで描いた野菜の絵、[《果蔬涅槃図》](https://www.sumieart.art/blog/ito-jakuchu-kaso-nehanzu)もあわせて読むと、彩色の絵巻との違いが見えてきます。

出典：[佐野市立吉澤記念美術館「若冲がやってきた！」](https://www.city.sano.lg.jp/sp/yoshizawakinembijutsukan/2/1_7/27423.html)／福田美術館のプレスリリース（[2024年3月5日](https://fukuda-art-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2024/03/240305_%E4%BC%8A%E8%97%A4%E8%8B%A5%E5%86%B2%E3%80%8C%E6%9E%9C%E8%94%AC%E5%9B%B3%E5%B7%BB%E3%80%8D%E6%96%B0%E7%99%BA%E8%A6%8B%E8%A8%98%E8%80%85%E7%99%BA%E8%A1%A8%E4%BC%9A%E4%BA%8B%E5%BE%8C%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_F.pdf)、[2024年8月](https://fukuda-art-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2024/08/2408_%E7%A6%8F%E7%94%B0%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8-%E8%8B%A5%E5%86%B2%E6%BF%80%E3%83%AC%E3%82%A2%E5%B1%95%E3%80%80%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_F.pdf)、[2025年12月17日](https://fukuda-art-museum.jp/wp/wp-content/uploads/2025/12/251217_%E4%BC%8A%E8%97%A4%E8%8B%A5%E5%86%B2%E3%80%8C%E6%9E%9C%E8%94%AC%E5%9B%B3%E5%B7%BB%E3%80%8D%E3%80%8C%E8%8F%9C%E8%9F%B2%E8%AD%9C%E3%80%8DW%E5%B1%95%E7%A4%BA%E9%80%9F%E5%A0%B1%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9_F.pdf)）。会期・展示替え・イベントは2026年10月10日時点の公式情報です。

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![Jin（神雲）](https://www.sumieart.art/hubfs/IMG_3607-2.jpg)

Jin（神雲）

水墨画家 / Sumi-e Artist

墨絵アーティスト・カリグラファー 西洋カリグラフィーと墨絵を融合させた独自のスタイルを確立し、文字と線、余白が響き合う作品を制作しています。この東西の技法の融合により、文化の境界を越えた新しいアートの可能性を探究しています。 現在は国際墨友会理事として活動し、Art Beyond Boundariesでは審査員特別賞「三田村有純賞」を受賞しました。伝統を大切にしながら、現代に生きる墨絵の表現を世界に向けて発信し続けています。‍

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